李下に冠を正さず

『李下に冠を正さず』

中学校で試験の時にほぼ必ず黒板に書かれたような気がします。

「スモモの木の下で曲がった冠を直すな」
「スモモを盗んでいるのかと誤解されるからだ」


カンニングをしないこと、カンニングを疑われるような紛らわしいことも避けること。

そういう意図で、黒板に書かれるのが恒例になっていました。


何もしなくても周囲から盗人だと指差される人間だという感覚で行動している自分に、ふと、気づく時が多々あります。

店のレジ袋の口が閉まってない状態で別の店に入り、気づかずそのまま買いたいものをカゴに入れている時、

レジ袋が閉まってないのに気付いた途端挙動不審になる。

慣れた万引き常習犯の仕草より怪しいんじゃないかとすらたまに思います。


小学生の時、学校をよく休みました。

仮病で休むことをズル休みというのなら、完全にズル休みばっかりです。

お母さんが毎日のように父から怒鳴られて、しょっちゅう殴られてるような自分の家よりは、

小学校の方がずっと楽しかったと思います。

ただ、その怒鳴ったり殴ったりの父が平日日中は当然家にいないため、

自宅でマンガを読んでいるか学校でいじめられるかだと、

自宅も学校も大差なかったかもしれない。

私はいじめられていましたが、同級生から怪我しない程度に殴られることなんて自宅の惨状に比べたら大したもののようには感じていなかったように思うし、

授業で手を上げるのが本当に大好きだった。


私は、学校に行きたくないから行かなかったんじゃなかった。

学校に行く気力がなかったんです。

顔を洗う気力も、歯を磨く気力もありませんでした。

夜眠って起床したその場所から離れる気力がなかっただけなんです。


お腹が痛いって言って休みました。でも実はちっとも痛くなかった。

ランドセルが見つからなかったって言って休みました。本当に見つからなかったんだけど、「見つかりませんように」と一生懸命に念じて部屋を一回見回しただけで休みました。

体温計をこたつにあてました。

休む理由をこじつける気力しか持っていませんでした。

学校に行く気力がありませんでした。


算数の教科書をなくしました。

近所のスーパーの前で転んだんです。

その時教科書が遠くに飛んでいって、だからないんです。


…本当は、学校の用意をする気力がなかっただけです。



小学校の先生で記憶が一番多いのは、どういう事情か一人だけ二年連続で担任になった先生で、

泣けば誠意が伝わると思うのか、泣きながら私を怠け者としてよく罵った。

小学生女児相手に女の武器使ってどうするよww

あんたは常に泣けば済んでるのか。

きっとそうなんだろうと想像してしまう。

許しを請う時にも相手を責める時にも使える万能の女の武器として活用しまくってるんだろう。

ぁあ、笑いがとまらんわ。


嘘ばかりつく怠け者として扱われたのだろうと思う。

「思う」っていうのは、記憶が薄いから。

私の記憶は自宅の地獄ばかりで埋め尽くされて、外の記憶はとても少ない。

地獄の記憶はもちろんだけど、外の記憶も全くロクなのがない。


学校の先生からは怒られた印象しかない。

クラスメートからは大体相手にされなかったと思う。

ここは記憶が少ない。

女子に後ろから羽交い絞めにされて男子に蹴られたことは覚えている。

四人の男子からモップで百回叩かれたことは覚えている。

なぜ四人だと覚えているのかというと「一人25回ずつねww」という言葉を覚えているから。

鯉の餌に私の上履きが埋まっていたこともある。


こんなの大したことない。

だって記憶がうすぼんやりで、印象が薄すぎて、

はっきり言ってどうでもいい。

私が学校に行かなかったのはいじめられてたからじゃなくて、気力がなかったから。

でも、いじめられてなかったなら、もっと気力も出たかもしれない。

そうしたらもっと行けたのかもしれない。

でも「原因」といったなら、やっぱり気力がなかっただけだ。


気力がなかったから色んな事ができなかった。

みんなができることがなぜできないのかと聞かれるたびに嘘をついた。

私は嘘つきの怠け者ということになった。


嘘つきの怠け者が成績よくたって先生は喜ばなかっただろう。

そこはほとんど記憶にない。

褒められた記憶もない。

ただ、私立の中学に入学する人の名前を担任が発表した時、私をいじめていた男子が

「え! 鈴鹿って勉強できるの!?」

とエラくびっくりしていたことから私の扱われ方を想像することしかできない。


私は周囲から常に疑われているかのように行動してしまう。

疑われる要素を自分に見つけた時、挙動不審になって思わず「李下に冠を正」してしまう。

単に緊張して動作が不自然になる。


自業自得?

嘘をついたから悪い?

私が何にもしないのは怠け者で嘘つきが生来の性質だからですか?

だから怠け者で嘘つきと叱られ続けなくてはならなかったのですか。


私の髪がボサボサだったのはどうしてだと思ったんですか。

私の服がおかしいのはどうしてだと。

風呂に入ってない、歯を磨いてない、顔を洗ってないのはどうしてだと。

怠け者の嘘つきだから、そう思ったんですか。

だからいつも叱ってたんでしょうね。


私はいつも悪者でした。

だから私はいつでも、悪者に仕立て上げられるものだという感覚で行動しています。

だから私はいつでも、悪者に仕立て上げられても大丈夫な保険を必死で探します。

私が不自然だからと疑いをかけられても、無実を証明できるように。

結果として疑いをかけた人に三倍になって返ってしまうとしてもしようがない。


…そういうところが不自然なんだってw


と自分でも思うんだけど、被害妄想的におかしな方向に頭が回ってしまうし、

いっぺんイメージしたら表情にも行動にもそれが出る。

だから疑われてないのに無実を証明しようとする。

だから不自然。


イヤホンをつけたままで外を歩けるくらいの神経になりたくなる。

外を歩く時は痴漢暴漢どころか通り魔にまで警戒する気持ちで歩いてます。


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