マンガなんて下らない

小さい頃からマンガが大好きでした。

同じマンガを何十回も読み返したりしていました。

それも、何巻も十何巻も二十何巻もあるやつを。

大好きなマンガを頭の中に入れて、想像の中で閲覧するのが大好きだった。


父はとにかく私を否定したくてしたくて、

私は年中否定しかされなかったけどやっぱり自分の父親だから、

理解してもらいたいとか、好きなものを共有したいっていう気持ちがあったんでしょうね。

私はよく、好きなマンガを父に見せようとしていました。

父は「どうせ面白くもないんだから」となかなか読んでくれず、

読む時は「読んでやるか」というふんぞり返った状態。


父はとにかくリアルであることを重視するみたいで、

マンガの戦闘シーンの現実感のなさが鼻につくようでした。


マンガとかの戦闘シーンで、

「うおおぉおおぉおおおおおお~!!!」

とか叫ぶと力が増したりするじゃないですか。

あれが不自然で馬鹿らしいって、

下らないって、ニタニタ笑いながらけなしました。

あんなの読む人間は下らない人間だというように。


あと、戦いながら会話しますよね。マンガに限らずフィクションってそういうの多いと思います。

「やるな…三年前のお前とは違う…!」

みたいなセリフですね。

あれも「戦っていたら会話なんかできるわけないから下らない」のだそうです。


黙々と殴りあってる場面を格闘マニア以外の人が喜ぶっていうことはまれじゃないかと思うんですが、
要するにリアルであれば面白くなくてもいい、それがまともなんだっていう論理でしょうか?


そんなことばっかり言われるんだから見せなきゃいいのに、

やっぱりそれでも父親はいつか自分を分かってくれるとでも思ったのか、

「読まない? 読まない?」って、せがんでいました。

そして「下らない」と吐き捨てられるたびに、

そのマンガが下らないっていう方向に頑張って自分の頭を導いて、

けちょんけちょんにけなされたマンガを手離したりしていました。

まぁ、手離さないと「下らない」と売り払うまでネチネチネチネチ言い続けられるんですよね。

それに私はいい子だったから、

父親が「下らない」って言ったら下らなかったんです。


マンガを手離す私に「売らなくてもよかったのに、好きだったんでしょう」

なんて言うはずがなく、

「やっぱり下らないやろ?」

と、ドヤ顔で、

また一つまともに近づいた娘を満足そうに眺めました。


こんな状態だから、

私は自分の好みが信じられなくなっていって、

薬で頭がぼんやりしてたから、

好みなんてのもあんまりはっきりとはしてなかったけど、

とにかく自分の好みの通りにマンガを読んでいいとは思えなくて。


たま~に、

父がいい評価を下したマンガを、

神が描いたマンガのようにより熱心に読み込みました。

それなら「下らなくはない」というお墨付きがあるし、

もともと自分が好きなマンガなのだし。

けど、そんな私を見て父は、

「他人の影響を受けすぎる下らない人間」というレッテルを貼って笑いました。


父の評価するマンガを、喜んで読みたがるのが下らないのだそうです。

他人の意見に左右されすぎだから下らない人間なのだそうです。


けど、

下らない人間であっても、

自分の評価したものを喜んで読んでいるのだから、

「もっと自分の意見を持て」とは言っても怒りはしませんでした。


私の意見をことごとく潰してきたのは誰なんでしょうね。


自分の基準に合わないマンガを読むと、

そのマンガを所持している間中、

ずっとネチネチネチネチ、責められ続けました。

本人に言わせれば「まともなことを言っていただけ」なのでしょうね。

私から見れば、

私の趣味の全否定です。

私の人格の否定です。


私の人格を否定することしかしてくれないから、

だから少しでも認めてもらおうと思って、

お父さんの基準だとどれが「まとも」なのかと熟考して、

読んでもらうマンガを選んで。

でも父は大抵何を読んでも「下らない」と批判して、

一旦下らないマンガという評価を下すと、私がそれを売るまでネチネチと痛めつけて。

確かに、私が読ませたのだから不可抗力ではないです。


でも私は、

努力でも人格でも趣味でも、

何か肯定してほしかっただけです。





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