「やさしい虐待」と自己否定

先ほど、NHKで児童虐待の特集をしていました。

「やさしい虐待」とかいうものについてでした。

親がよかれと思って発する言葉。

「そんな悪い子は(あなたは)大嫌い」

「あなたは子供なのにダラダラしすぎる」

世間に出ても恥ずかしくない子に育てたいから、子供のことを思って(いると思って)、

躾のつもりで、習い事もてんこ盛り。

まあ、虐待にもなりえますね。


せめて虐待が「やさし」くて、ちょっと羨ましいなぁ、なんて不謹慎なことも感じてしまいましたが、

見ていて、心は痛みました。


そして、「やさしい虐待」を受けた子供は自己否定が強く、自分を嫌いになる傾向があるという内容でした。


不思議に思ったのは、私は一度も、自分を嫌いになったことはないということ。

虐待が「やさし」くなかったからでしょうか? 個人差でしょうか?

というか、自分が好きとか嫌いとか、考える余裕というか気力すら奪われていたような気もしますけど。


私の父は、私のために、私の目の前で母を殴って、追い出してくれました。

私の教育に悪いからです。また、父自身が母親に居てもらいたくなかったからです。

私の父は、私が母のようにならないように、

私が母と似た行動をとる度に、

「そっくりだ」と言い続けて、そんなんでは将来夫に殴られ続けると、植えつけてくれました。

私にも、ちょっと理解はできないんですが、悪気はないんですよね…父には。


テレビで紹介されたような環境が、多っ少は羨ましいと、一瞬考えても、

まさか「やさしい虐待」を受けた人が羨ましいなんて、本気では思いません。

けれど自分を否定し、嫌いになるのは、ちょっと理解ができないです。

私は両親とは無関係に、自分を肯定しています。

自分が大好きで、この先、恋人ができても、相手を自分以上には愛せないとさえ思うくらいです。

生きていてよかったと思います。



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